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メタボリック症候群

腹囲(cm)を基準に、「内臓脂肪型肥満」によって様々な病気を引き起こしやすくなった状態を言います。高血圧症、糖尿病、脂質異常症などを複数あわせもつと、動脈硬化が急速に進み、心臓病や脳卒中などを発症する危険性が増大します。

診断は?
おへその高さの腹囲が、男性85cm以上、女性90㎝以上であり、かつ血中脂質・血圧・血糖のうち、2項目以上が基準値に当てはまると「メタボリックシンドローム」と診断されます。

※腹囲:腹部CT検査では、内臓脂肪の面積100cm2以上のとき、内臓脂肪の蓄積があると判定されます。この値に相当する腹囲が、基準値の男性85cm以上、女性90cm以上です。 腹囲がこの値を超えている場合は、内臓脂肪の過剰な蓄積を疑う必要があります。

予防と対策
当院では、食生活へのアドバイスも行っています。
運動習慣を身につける(運動療法)
運動不足で筋肉が落ちると、基礎代謝が低下して太りやすく、痩せづらくなります。 お勧めの運動は「ウォーキング」です。万歩計などを利用して、無理のない目標を立てて行いましょう。

禁煙の重要性
禁煙は、動脈硬化性疾患のリスクをさらに高めてしまいます。また、周囲の方への悪影響(受動喫煙)も見られます。 当院は「禁煙外来」を行っており、禁煙を決意された方の手助けをしています。

お酒の飲み過ぎにも注意
適量の飲酒(日本酒なら1合、ビールなら大びん1本)は、動脈硬化を抑制すると言われています。しかし、さらに量が増えると高血圧や肥満の原因にもなります。 当院では、アルコールに対する節酒プログラムも行っています。