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「高血圧ってどれぐらいからですか?」
「薬を一度始めたらやめられないのですか?」
との質問をよく受けます。
高血圧と言われても症状のない方がほとんどで、病気とはなかなか実感できません。 知らず知らずの間に「動脈硬化」が進行していく。これが生活習慣病の特徴です。

高血圧症かどうか
まず、自分のふだんの血圧がどれぐらいかを把握します。 たいていの方は、病院では血圧は上がります。そこで重要となるのが自宅での血圧。これを「家庭血圧」と言います。できれば家庭用の血圧計を購入し、毎朝だいたい同じ時間に測ってみることをお勧めします。 若い方で血圧がいつもだいたい130/85mmHg以上、中年以降の方で140/90mmHg以上が続く場合は「高い」と判断してください。特に、「昔から高い方」「健診でいつも指摘される」「親も高血圧症だった」という方は、一度ご相談ください。

高血圧症の原因は?
ストレスや疲れ、睡眠不足などで一時的に血圧が上がることはあります。しかし、大部分(9割)は「本態性高血圧症」と呼ばれる原因のはっきりしないものです。 また、肥満や喫煙、塩分のとり過ぎ、アルコールなどの影響で、高くなっている場合もあります。

治療は?
ダイエットや塩分を控えるなど食生活を見直すことによって低下する方もいます。 もし下がりが悪い場合は、降圧剤を開始します。現在の薬は1日1回服用がほとんどで、体への負担(副作用)も少なくなっています。だいたい10~20mmHgの低下を目標にして調整します。